BnA STUDIO AKIHABARA
Room 202 : WONDER PARK
2018.3.12
at BnA STUDIO AKIHABARA
Interior design : studioBOWL
Making furniture Display : studioBOWL
iron work : to-mos (http://to-mos.com/)
Client : BnA 株式会社 (https://www.bna-hotel.com/)
main Photo : Kengaku tomooki
Concept (201 & 202)
もうじき3歳になろうとしている息子、また息子のような小さい子供が楽しめるような部屋づくりをしてみたいと思い
今回テーマを"PARK"に設定して居室を製作した。
子供がなぜ公園がなぜ好きかというのを自分なりに掘り下げてみて、理由の一つに"登る"、”潜る”など非日常的な行動の連続で
視点が立体的に変化していくことが面白さの一つだと解釈した。
それは地下室やバルコニーにときめく大人も同様で、ホテルという非日常を体験していただく中で、
今回ロフトの高低差や、ベッド下の造作、単管を床から天井まで立たせる等で視線の中に立体感や変化を作り、
一見で全体が掌握しづらい飽きない空間づくりを意識した。
BnAの本流、ストリートアートを自分なりに表現する上で、その魅力を"成り上がり"のかっこよさ、
ジャンクな世界から出てきたものが整然とした場に凛とした佇まいで在ることだと考え、
既製品、ジャンク品のアップサイクルや、単管やパテ打ちの壁など本来仮設的なものを完成した居室内に設置する、オブジェ内にテクスチャとして汚い表情を敢えて残し、それらをシャープな収まりやディテールを加えた上で設置するなどの対比をつくることでそれらを表現した。表現手法として自分のバックボーンにあるペイントでのグラフィックも今回取り入れてみた。